WEB小説紹介 №07 「爆弾拾いがついた嘘」「出航、前夜」「潮」「解像度、上げるべからず」 生津直さん
人(完結済)爆弾拾いがついた嘘
著者:生津直
人類の罪を償う? こいつ、何者だ?
あらすじ
民族間の内戦から四十余年を経た、ある島国。今も地中には不発弾が多数眠っている。人々の安全のためにこれらを処理するのが民間の不発弾処理業者。冴島一希は、女性として初めてその危険な世界に挑む。
ついに念願叶い、ナンバーワン処理士、新藤建一郎の下で住み込み修業を開始。新藤は厳しいながらも親身な指導で一希の成長を支え、彼女が長年抱え続けた性別コンプレックスや血筋への偏見についても気付きを与えた。
そんな師匠に対する一希の憧れは、いつしか仄かなときめきへと変化。互いの個人的な感情に触れ合い、取り巻く人々の温かさにも支えられ、二人の距離は縮まったかに思われた。しかし、新藤は一希の恋心を受け入れず、町を離れる。
二年あまりが過ぎ、立派に処理士となった一希は、ある困難な任務に挑む。命がけの現場での思いがけぬ再会。重傷で意識が遠のく中、一希は新藤の真意と出自の秘密に気付いてしまった……。
・完結済み現代ドラマ ・不発弾処理 ・女子学生の奮闘 ・劣等感 ・マイノリティ ・師匠への恋心 ・取り巻く人々の温かさ ・師匠の重大な秘密 ・伏線 ・読後爽快
第1章 弟子入り
1 対面
✨Twitterのセリフを抜粋✨
「縁起なんか気にしてたら、この仕事はとても務まらんぞ(中略)お守りだのまじないだの、縁起を担ぐような真似はやめとけ。一度でも欠かせばそれに引きずられて集中力を乱される。マイナスにしかならん」 〜89 家庭〜
「夜道で一人自転車なんか転がしてたら誘拐され放題だぞ。未成年の同居人を誘拐される身にもなってくれ。下手したら容疑者にされちまう。大迷惑だ」 〜38 優先順位〜
リンク先はこちら(/・ω・)/
完結した作品ですo(≧∇≦o)(o≧∇≦)o
画像を追加しました
※フォントなどを調整しました(*'▽')
PV動画も追加しました。
出航、前夜
あらすじ
会社の忘年会で少々飲みすぎた私、秀野由実は、上司の和気さんとホテルで一夜を明かした。うん、明かしたことは明かした。……あれ?
恋愛はそれなりに重ねてきた私だが、この幕開けは「???」だらけで戸惑うばかり。しかし和気さんには、ネガティブ思考を自認する私の特殊なツボにドンピシャはまる、ある稀有な魅力が備わっていて……。
そこはかとない不満と不安を抱えた二十代半ばの独身女性と、その心を惑わすあれやこれ。彼女のリアルに寄り添い、その心の揺れ動きをぜひ見届けてください! きっとあなたもクスリと笑えてホロリと泣ける、上質なエンタメ中編。作者が代表作と自負する入魂の一作です。
気になる方は是非読んでみよう(/・ω・)/
こちらはTwitter用サイズの表紙画像(*’∀’人)
潮
ラストをどう解釈するかに、
読者様の性格が出ます
あらすじを引用
夜の海中を漂いながら、物思う男。
とある男の物語。
気配とは、つまるところ空気の揺れである。間を埋めるものが水に
換 わるだけで、周囲の生物の息吹が薄まることを俺は知った。以来、病みつきになった。見下ろす先は、闇。
果てしなくしか感じられない底に、焦点は定まらない。遠近感、いや、視覚自体が意味を失う。
己 の呼吸が生み出す泡音をほぼ唯一のBGMに、時間だけが淡々と流れる。思うに、完全な闇と無音というものが仮に手に入ったとして、それはきっと思いのほかうるさいものではなかろうか。静かすぎて却って己の聴覚に
煩 わされる、あるいは暗すぎるがために暗中に見えるものを探してしまう、といった経験が、俺には何度かあった。夜光虫が少ない時期の、夜の海中。その解にたどり着いた時は、思わずほくそ笑んだ。
続きは本編で(/・ω・)/
3000文字未満なのでサクッと読めちゃう。
作った時に(/・ω・)/今年作成の中で5本の指に入る出来栄え✨でした。
before
作った瞬間に思ったよ。
「お前誰やねん」って(º﹃º )
でも片手ではなく両手を使いたかったので、色々試した結果。
海の色合いも完璧な仕上がりになりました(/・ω・)/
解像度、上げるべからず
エッセイ風 #短編小説
5600字
#磨け感情解像度 応募作品
「おかえり」というお題で書いた #140字小説
#140字SS #140文字小説 #twnovel #ツイノベ
ペアリング