WEB小説美術館・まほろば

WEB小説の紹介用。全てファンアートを贈った作品のみの展示になります。

WEB小説紹介№071 「時奪いの魔女とあなたの話」「ティラミス競技なるもの」lachs ヤケザケさん

時奪いの魔女とあなたの話

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※ファンアート2020年に贈ったものです。

柔らかで幻想的な雰囲気をイメージしました。金をふんだんに使っております٩(ˊᗜˋ*)وフフフ

できた時に、テンションが上がったファンアートの一つです。

kakuyomu.jp

あらすじ引用(作者様に許可を取っております)

『5分で読書 最後はかならず私が勝つ』の収録作品。

ジャンル:詩・童話・その他

タグ:魔女/どんでん返し/5分で読書

文字数:3416文字

 

読むたびに引き込まれていく:☆☆☆☆

オチの秀逸さ:☆☆☆☆

魔女さん好き:☆☆☆☆☆

魔女さんの話を聞いていると引き込まれて行って、読んで気づいた頃にはもう遅い(*’∀’人)セリフ回しというか魔女さんのトーク術と雰囲気だからこそ成せる技。さすが魔女さん。

ゆっくりしていってね

本文一部引用(作者様に許可を取っております)



あら、いらっしゃい。ゆっくりしていってね

 温かい紅茶がいいかしら、それとも熱いコーヒーかしら。



私は時奪いの魔女。それだけよ。怖くはないわ。

 あなたの命を奪って殺しやしないわよ。安心して。本当よ。

私はね、寿命を視れるの。

 あなたは長生きするわ。気休めじゃないわよ。

 まあ、食事と睡眠はきちんととってね。 

ただ、自分の寿命は視れないのよね。困ったものよね。

 実際、死にかけたことがあるし。



どうぞ、あなたのお望みの飲み物よ。香りがいいでしょう。丁寧に淹れたもの。温まるわよ。冷めないうちにどうぞ。



まあ。毒なんて入ってないわよ。飲んで差し上げましょうか。

ほらね。



謝らなくてもいいわよ。いい人ね。



そうそう。私の死にかけた話ね。

 学校帰りのことだったわ。

 もう日が落ちて、辺りが薄暗くなっていた頃だった。

 といってもまだ夏だったから、空も灰色がかった青でよく周りが見えていたから油断してたのね。

 魔法道具を扱う横丁知ってるかしら。魔女や魔法使いじゃないから知らないかもね。

 薄いハチミツ色のレンガの家が立ち並ぶところあるでしょう。あの香辛料と薬屋の裏手よ。普通の人は行かないから人通りが少ないのよね。

 近道にとそこを通った時に、いきなり後ろから刺されたの。

続きはこちら「カクヨム」にて掲載中

kakuyomu.jp

 

ここからはサプライズ٩(ˊᗜˋ*)وフフフ

 

 

すべてはチョコ俳句スロットが悪い

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いや、他の作品も見せてもらったのですが、インパクトが笑

ティラミス食べたくなりましたとも。ええ。

ノリで作りました(੭ु ›ω‹ )੭ु⁾⁾♡

 

あらすじ(作者様から許可を貰っています)

ティラミスを
汗だくのまま
エリザベス

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チョコ俳句スロットにより生み出されたその一句。
しらすさんの妄想を楽しんでいたはずなのに、なぜか自分も書くことになった。あれ?

ジャンル:詩・童話・その他

文字数:2,381文字

タグ:チョコ俳句スロット/ティラミス

 

作者様のタグにある「なんだかよくわからないと思うでしょ 」「わたしもよくわからないというのが書かれていて(*’∀’人)思わずふふっ、て思いました。

 

お話などはしっかりしていて、おもわず「ふふっ」となってしまうお話。エリザベスが嫌いじゃないです٩(ˊᗜˋ*)و

そういえば近世ヨーロッパでは変わった流行もあったりしたので、貴族様の一風変わった趣向なども受け入れられたのでは??

ティラミスいいですね。

しかし食べる時に私の場合、ココアパウダーで咽そうになるので、早食いではテクニックがいる気がしますo(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

 

本文一部引用(作者様からの許可を貰っています)

 十九世紀、貴族文化が華やいだ時代。

 淑女の嗜みとして、ティラミスを優雅に多く食すことが重んじられた。

 なぜかとは問いてならない。ただそうなのである。

 紳士淑女に挨拶をしつつ、テーブルからテーブルへと移りティラミスを食べる。その姿に心奪われた王子がいたこともあり、いつしか花嫁修業となり競技となった。

 エリザベス。

 縦ロール金髪碧眼の彼女は、『ティラミス競技』の不敗の女王である。そのため、『クイーンエリザベス』と呼ばれた。

(念のため、この作品は歴史とはまったく関係ないことをここに明記しておく)

「爺や、今回のティラミス競技もわたくしが優勝しますことよ」

「もちろんですとも、お嬢様」

 爺やと呼ばれた白髪の老執事がそう返す。

 ティラミスを口に運ぶ動作の優雅さ、その数ともに今までも他の追随を許していない。

「ですが、気になることを聞きまして」

「言ってみなさい」

「とんでもない人が予選で現われたとのことです。ワニの如く大きな口でもってティラミスを猛烈に食し、大量のココアパウダーが口の端からこぼれる。その様子から、人は彼女のことを『ブラックメアリ』と呼ぶそうです」

「ココアパウダをこぼすだなんて、はしたないわね。淑女とは言えませんわ」

「お嬢様のおっしゃるとおりなのですが――

続きはカクヨムで(*’∀’人)

 

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