WEB小説美術館・まほろば

WEB小説の紹介用。全てファンアートを贈った作品のみの展示になります。

WEB小説紹介№068 「桜の香り、空を仰げば」「私にとってのゴール」今福シノさん

桜の香り、空を仰げば

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タイムリープものだったので、映画っぽい感じのネガフィルムをイメージして作りました(*’∀’人)彼女の繰り返し続けるタイムリープに思わず「頑張れっ」て思う作品です。

全体的には卒業を彷彿させる青空と桜。ただ何度も繰り返すので色素を落として、ネガフィルムの方をリアルにしてみました。

本文を英文に翻訳して入れてます(੭ु ›ω‹ )੭ु⁾⁾♡

ちなみにフィルムの方は微妙に画像をずらしております。細やかな違い。

 

ジャンル:恋愛

タグ:恋愛/SF(少し不思議)/高校生

文字数:5670文字

読めばわかる:☆☆☆☆

タイムリープ:☆☆☆☆

頑張れと思わずにはいられない:☆☆☆☆☆

これは、

私の人生でいちばん長い5分間のお話

あらすじ引用(作者様に許可を取っております)

卒業式の日、去りゆく先輩を屋上に呼び出した私。

決死の思いで気持ちを伝えたその瞬間、世界は5分前に戻ってしまっていた。
果たして、先輩に想いを伝えることができるのか。

これは、私の人生でいちばん長い5分間のお話。

 

長い五分間。自分の正直な気持ちを伝えたいが伝えられない。

その描写やラストに向かう経緯、主人公に感情移入させられます(੭ु ›ω‹ )੭ु⁾⁾♡

 

本文の一部を引用(作者様に許可を取っております)

その日は、やけに桜の香りがした。

「卒業おめでとうございます……先輩」

「ありがとー。あらためて言われるとなんか照れくさいね」

 目の前にたたずむ彼女は頬をかく。

「でも春歌はるか、それが言いたくてわざわざ屋上に呼び出したの?」

「それは、その……先輩にもうひとつ言いたいことがあって……

「うんうん。今日は卒業式だし、なんでも聞いてあげよう」

「えっと……じゃあ……

「私、先輩のことが――

 好き。

 そのたった2文字を言い終わる前に。

 世界は瞬間的に変化した。

 ――え?」

 まばたきするよりも短い時間。目に映る景色は、別物になっている。

 私は、廊下に立っていた。そこには屋上も、冬の残るんだ空も。そして先輩の姿も、なにひとつない。

 え……あれ?

 廊下を歩くほかの生徒に、私のような困惑した様子はまったく感じられなかった。そこにあるのは、卒業式が終わって重力が少し軽くなったような雰囲気。最後のあいさつだの打ち上げだの浮足立つ人々の姿だけ。

 ……私、さっきまで屋上にいたはずなのに。

『卒業式のあと、11時に屋上に来てください』

 朝いちばんにそんなメッセージを送り、気もそぞろで卒業式の間を過ごして。そうして訪れた午前11時。私は先輩が待つ屋上へと向かって……告白した。はずだった。はずなのに。

 まさに白昼夢でも見ているような。そんな気分。

続きはカクヨムでo(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

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続いてはサプライズです(*’∀’人)バーン

今年のクリスマスプレゼントです(੭ु ›ω‹ )੭ु⁾⁾♡

私にとってのゴール

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作中に出てくるビールとゴールというある種の区切りをイメージして作りました。

またゴールおめでとうという達成感と、次に進む際のイメージとして風船などを入れてみました(੭ु ›ω‹ )੭ु⁾⁾♡

なんだかビールが飲みたくなる作品(※お酒は二十歳になってから)

文字数1256文字とすぐに読める短編

これまでを振り返り、次の年に向けて前向きになれる作品です(੭ु ›ω‹ )੭ु⁾⁾♡

気になる方はぜひご一読くださいませ

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