WEB小説紹介 №022 「カモフラージュの恋」「負わされた宿命」湖月もかさん
カモフラージュの恋
なろう掲載
https://ncode.syosetu.com/n8665fh/
本文の一部を引用
学校一、人気者の彼
菅野 結城 は容姿端麗、文武両道で性格も良いときている。まるで少女漫画にでも出てくる王子様のような男だ。毎年バレンタインの季節になると、学校中の女がこぞってチョコを渡そうとする。そんな絵に書いたような奴。
--そう。今目の前で女に群がられているあの男のことだ。
「先輩! チョコ受け取ってください!」
「ずるい! 私のも受け取ってください……!」
私も私も、と可愛くラッピングされた箱を震えた手で彼に渡そうとする。彼を見つめている彼女達の頬は真っ赤になって、なんとまあ可愛らしいことか。
「……ごめんね。彼女が妬いちゃうから受け取らないんだ。気持ちも、受け取れない」
申し訳なさそうに整った眉尻を器用に下げ、周りを囲む女達へ謝罪をする。
何人か見惚れているではないか。
……だから顔の良い奴は好きじゃない。それに私は、彼のこういう所が嫌いだ。
じっとりとした、鋭い視線をその背に向けこの茶番が早く終わらないかと様子を伺う。
先程からこの集団を影から見ている私は
小鳥遊 繭 。一応結城 の幼馴染である。
しばらくして彼女たちは肩を落とし、それぞれの向かう方角へ散っていった。
涙を浮かべる者、苦笑を浮かべている者。反応も様々だが皆一様に朝と比べて落ち込んでいる様子だ。……無理もない。
2000文字ほどでサクッと読めちゃいます(*´ω`)✨
切ないValentineのお話です。
なろう掲載
https://ncode.syosetu.com/n8665fh/
短編
負わされた宿命
なろうにて掲載中
https://ncode.syosetu.com/n5498fn/
そこで待ち受けるのは魔王と、
この世界の真実だった。
あらすじ引用
傷ついた鎧を纏い、聖剣を振るいながら辿り着いた魔王城。
そこで待ち受けるのは魔王と、この世界の真実だった。
キーワード/魔王 勇者 ハッピーエンド 超短編
魔王も勇者も好き:☆☆☆☆☆
こういうエンドは好き:☆☆☆☆
PRGで言ったら、ラスボス、決戦。
けれど、勇者に知らされなかった真実が今明らかになる。
非情なのは勇者? それとも世界?