WEB小説紹介 №015 「紙の花」「ほおずき弓」 本条凛子さん
紙の花
作者 本条凛子
あなたが贈りたい花、見つけました
こちら今回新しく作成しましたo(≧∇≦o)(o≧∇≦)o✨
あらすじ
二年に渡る独立戦争から六年経過した。大国から解放されたエピストゥラ公国の首都カラムスに住む青年アルフ・ナイチンゲールは少年兵として過ごした記憶に心を未だに蝕まれていた。
戦争だから殺してきた。
戦争だから諦めてきた。
終わってからの六年間に渡る今、罪悪感と猜疑心ばかりが支配する毎日に一人の女性と出会う。言葉を喋れない彼女は優しく、不器用に接しながらも、美しい紙の花を作る紙花職人だった。
プロローグを
戦争とその後の主人公の心情、そして心の傷がリアルに描かれています。
ヒロインとの出会いによって癒されていく──!?
でも冒頭でΣ(・ω・ノ)ノ!気になる描写が!
気になったら本編にGO
こちらも少し調整してみましたo(≧∇≦o)(o≧∇≦)o✨
『短編』
ほおずき弓
ずっとそばにいてよ
あらすじの引用
祖父が死んで十年目のお盆が来た。その準備に勤しむ律子には祖父に対する後悔があるばかりだった。
そんな鬱々とした律子は鬼灯に亡き祖父の面影を見る。
※残酷描写有りを念のためつけてあります。
短編で完結済み(/・ω・)/♪
本編を一部抜粋しました
お盆がはじまる頃、田舎では墓や仏間に飾る花を買うのに躍起になる。乳白色から黄色、の大きな菊から甘い匂いの花やら夏に出回るリンドウ──長持ちするやつはだいたいすぐなくなる。全て、ではないが、いい花は早いもの勝ちと言わんばかりに、遅れてきた客どもを笑うかのように弱々しく、半日も保たない小さな花だけがぽつんと桶に残される。
あれがない、これがない、と負け組の客どもは店員たちを困らせた。
早く来ればいいだけの話じゃあないのかね。無いものは無いのだよ。
律子は無いものねだりの客どもを見た。溜め息ばかりの客と生返事ばかりの店員を視界の端っこに収める。そんな律子の手には、しっかりと瑞々しい花の束が握られている。咲きかけの百合の花が小さな鼻を生意気にもくすぐった。
「へっくしょい」
爺ちゃん。゚(゚ノД`゚)゚。
今回は表紙画像を作るまでの流れを紹介☆
酸漿を使いたい!から
ちょっとインパクトが(/・ω・)/
ということで、いろいろと試した結果出来上がったのがこちら(/・ω・)/